ヨッシーについて思うこと 〜 ヨッシーのゲームはゲームデザインと対象ユーザー層がかみ合ってない

この間、ふとしたことでヨッシーストーリーをプレイ……したのはそういえば記事に書いてた。http://d.hatena.ne.jp/max3ti/20110412/1302615550
それはいいんですが、あのゲーム妙に難しかったように感じて、「俺のゲームの腕はそこまで落ちたか……」とか落胆していたんですけれども、

ヨッシーストーリー

http://miruyo.blog38.fc2.com/blog-entry-1035.html
案外苦戦してた人多め?
ヨッシーアイランドから派生したヨッシーのゲームって、ゲームデザイン、ゲームシステム共に特殊なゲームで、「手描き、絵本の世界のような生活感溢れるグラフィックデザイン」「純粋に敵に当たるだけではミスにはならない(アイランド)」「ゴールは存在せず一定のフルーツを食すことでステージクリアとなる(ストーリー)」など従来のアクションゲームとは結構違う印象を持つゲームなんですが、問題はこのゲームのユーザーがビジュアル的に推測する難易度と、実際のゲームの難易度が明らかにかみ合っていないのではということ。今回の話の主軸です。


俺は度々ヨッシーアイランドDSを例にとってその話をしているのですが、必ずしもそうではなく実はヨッシーアイランドヨッシーストーリーにも例外的にはないことが感じておりまして。
やってみた人は分かると思いますがヨッシーアイランドDSはもう既にクリアする段階から結構なアクション慣れが必要なゲームで、ひみつコースなどのEXステージなんてなると、かなり洗礼されたアクションの技が……。ヨッシーが主に行うアクションと言えば「ふんばりジャンプ」「タマゴ投げ」の二通りがありますが、「ヨッシータワーへようこそ」なんてある意味縦方向強制スクロールステージなモンですから、「足場から落ちずに的確に敵を倒したりかわしたりしながら上をどんどん登っていくスキル」が要求されるわけで、それに100点クリアなんて目標を付けてみたアカツキには異常な難易度設定になってるんじゃないかっていう。
ヨッシーストーリーもやり込みに関してはどうもそれは例外的ではないらしいです。ヨッシーストーリーではメロンがスコアに大きく左右する存在でいわゆる「メロンクリア」と言われるものがスコアアタックの際非常に重要になってくるのですが、各ステージにメロンは30個しか配備しておらず、即ちメロンは一つでも食いそびれるとメロンだけではクリアできないっていう感じになっておりまして、その際メロンをコンプするのにかなりの技量が要求されるとか何とか。実は純粋にゲームそのものも結構シビアな作りになっていて、ヨッシーアイランドと違ってヨッシーストーリーはダメージを受けると一定時間硬直する仕様になっていて、溝の隣の敵に触った日にゃ為す術もなく落ちるだけですよ。この間のプレイではそこでだいぶ削られたような気がする。
ヨッシーアイランドは「このバカいぬとよばないで」が無理ゲーすぎて投げたって思い出があってそれ以来あまりやってないっす。


たしかにゲームのビジュアルをわかりやすく誰にでも受け入れられやすくするというのは大切なことだけれども、ただそれがゲームの難易度に直結するなんてコトはもちろんないわけで、たとえライトユーザーであれそのことはしっかり把握しておかないと、ゲーム選びの際に痛い目を見るんじゃないかって言いたかっただけです。ハイ。