どちらかというと大衆的ノイズミュージック……Oval
- アーティスト: OVAL,オバル
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 1997/11/21
- メディア: CD
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このアーティスト、実はこの間紹介したシューティングゲーム「Rez」のトランスミッションという隠しモードのBGMに使われていました。やってる時はすっげえギャリギャリいってて、PS2時代に遊んでたときは「なんじゃこりゃ」ってなったわけです。
そのギャリギャリ感を今になって聴くと、どことなくエレクトロニカらしさを感じて気になってCDを借りてきた。ギャリギャリ。
なんというか、すごく言葉に表しづらいんだけど、「ああ、これはOvalだな」っていう独特の雰囲気がするんです。ちゃんとしたメロディなんてあるわけないし、そもそもパッドの音もなんか不自然で普通のエレクトロニカとは何か違うんですよ。でも何か不思議と引き込まれていく感じがあるのは俺だけでしょうか。
▲Iso Fabricの一曲目、Textuell。
後で調べてみたら、この人いわゆるノイズミュージックに属するような曲を書いてるそうです。最初聴いたときはそんな感じはしなかったなぁ……(Merzbowに毒されすぎたか) でも言われてみるとどこか音楽的、とりわけ和声的な表現がかなり削られていて音響作曲に頼ってる感じが聴いていて分かる。ノイズミュージックの中でも、結構大衆的な位置づけにあるのかもね。少なくともMerzbowよりかは少し入りやすいかも。アレは慣れるまで時間かかる。
今日雨降ってるけどこういうときに聴くとなかなかイイかもね。