シンセサイザーファミコン化計画


Synth1というフリーで高機能なソフトウェアシンセサイザーがありますが、風呂に入ってるときにふと「コイツでファミコンの音をシミュレーションできないかな」と思いました。
そんなわけで早速ソフト立ち上げて実践!


ファミコン音源の最大の特徴といえばあのピコピコでしょうね。とりあえずコレが鳴らないと話になりません。
ファミコンの象徴ともいえるあの音は矩形のパルス波を出力することで出る仕組みになっています。というわけでオシレーターの波形は1,2双方とも矩形波にしました。FM変調とか余計なパラメータをいじると変な音になるのでデューティー比以外はデフォルトもしくは0にしておきます(デューティー比は変更することでファミコン独特の他の音色が表現できるので)。
あとデフォルトでは音の立ち上がりや減衰等の設定はなされていないのでアタック、ディケイ、リリースは0にしてサスティンだけMAXにしました(プチプチするのが気になるときはアタックとリリースを若干上げると直るかも)。
フィルターのフリケンシーはMAXで、レゾナンス、サチュレーター、トラッキングの設定も0に。フィルタタイプはローパス24で。LFOの設定もデフォルトではないので切っておきます。あとディレイやコーラス等も切っておきましょう。
実機の通りならばプレイモードはモノです。まぁこの手の音は一つのシンセサイザーで複数の音を鳴らすと音が割れたりして大変だからモノが一番いいんですけどね。
これで大体ファミコンっぽい音が出るはずです。とりあえずデューティー比はMAXにしておくと違和感はないかもしれません(後々これをいじくっていろんな音を出すんですが)。
設定は大体こんな感じ↓

やっぱファミコンの音っていいなあ。